今回は堺ラボのワサビの光合成速度をMIC-100でを測定いたしましたので、その様子をご紹介いたします。
MIC-100は短時間で葉の光合成速度を測定できる装置です。
1サンプルあたり約30秒で測定できるので、次々とサンプル測定をすることができます。
ワサビの光合成速度を測定中
はじめの設定
はじめに、広葉モード・細葉モードの設定をします。
ワサビは2㎝×3㎝の測定部開口を覆うことができるので広場モードで測定。
point 大気のCO2濃度から、少し低い値(10~20ppmほど低い)を設定値とします。
この設定値から10ppm減少するときの速度を予測計算して、光合成速度を算出しています。
測定開始
まず、葉をセットします。
point 測定部開口を覆うように!隙間ができると正確に測定できません。
セットしたらENTERを押します。
↓
測定中です。
約26秒後 測定が完了しました!
今回はワサビのA値=13.5μmolCO₂m⁻²s⁻¹でした!
ワサビ栽培年数0.5年、1.5年、2.5年、3.5年の光合成速度を測定しました。
測定した葉は上から3~4枚目の葉、サンプル数は各10サンプルです。
栽培経過年数による違いは見られないという結果が得られました。
測定の様子(約30秒の動画です。)
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