周辺機器・その他
光合成速度高速測定装置
MIC-100X
特徴
●高速測定により、短時間でより多くのサンプル測定が可能に!
MIC-100Xは光合成速度測定に特化した装置です。 独自の密閉リーフチャンバーによりCO2濃度を測定。
オートモード登場でさらにスピードup!
葉が光合成に使用するCO2量を測定し、予測演算にて光合成速度を算出します。
CO2が10ppm減少するのにかかる時間を測定し、光合成速度を算出します。
オートモードとマニュアルモードの2種類をご用意。
1 検体あたりの測定時間が約10秒も可能に。周辺環境から測定
開始することで、待機時間が短くなり、より早く簡単に多くのデータ収集が可能になりました。
測定開始CO2 を設定します。同一CO2 濃度での光合成測定を比較したい場合におすすめです。
従来通りの測定方法です。
1サンプル目の測定が終了すると、すぐに次のサンプル測定が可能となります。植物の状態によりますが、1時間に100サンプル測定した実績もございます。
機能を光合成測定に限定しているため、複雑な設定が不要です。初めて使用される方でもお気軽にご利用いただけます。
また、消耗品の数も少ないです。
操作部共通で、どの測定部測定部も接続可能です。
(例)操作部1台で
MIC-100X(標準タイプ)とMIC-100X-S1(外光取込タイプ)
を取り換えてにご使用いただくことができます。
従来の測定器の2/3程度軽くなりました。測定作業者の負担を軽減できます。
(操作部 約4.5kg / 測定部 約2.3kg)
測定完了したデータ(CO2、温度、湿度、演算光合成速度)は、エクセル形式でSDカードに収納され、各自のパソコンで自由に解析/編集できます。
測定フロー
リーフチャンバー構造
拡大
測定部イメージ図
●他社製品との相関・違い
普及している他社製品と比較したところ、下記の通り相関関係にありました。
MIC-100XはCO2の吸収量を直接吸収できるため、クロロフィル蛍光や蒸散装置より精度が高い光合成速度を測定することができます。
また国産のためアフターサービスも安心です。
●測定例
大学・農研機構・企業研究所等でご利用いただいております。
測定データは下記の通りです。
<測定モード>
広葉モード・細葉モードの2種類がございます。
・広葉モード:ダイズやチャなど測定面積が30㎜×20㎜以上の葉を測定
・細葉モード:イネやコムギなど葉の幅が20㎜以下の葉を測定。はじめに葉幅を設定します。
MIC-100X シリーズ
MIC-100X-S1 外光取込タイプ
外光を取り込めるよう上部アクリル板にしたタイプです。 自然光のまま、光合成速度を測定することができます。
MIC-100X-S4 光量子切替タイプ
切替スイッチにより、700もしくは、1200µmol m-2 s-1を選択できます。 栽培環境や、植物の種類・生育段階に合わせて光量子を切替できます。
三脚取付ネジ
三脚を取付け、測定部を固定できます。 MIC-100Xに標準で付属しています。
光量子センサ取付ブラケット
外光を取り込めるよう上部アクリル板にしたタイプです。 自然光のまま、光合成速度を測定することができます。